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ヘルニアが腰痛の原因ではなかった症例
くまのて整骨院の熊崎です。
先日、急性腰痛で来院された患者様の症例報告です。
40代女性、前かがみになった際に急に腰が痛くなり、動くことも難しく病院を受診。ヘルニアと軽度の脊椎管狭窄症と診断されるが、手術するほどではないとの事で薬を処方され様子を見ましょうと言われました。
1週間が経過し、動作痛は多少軽減されるも痛みは残るため当院に来院されました。
ご本人とのカウンセリングの中で、これまで知人などで手術をしても良くなったという話はあまり聞いたことがなく、出来れば手術以外で何か方法はないかと考えているとの事です。
各種検査をしてみると、確かにヘルニアや脊椎管狭窄症からくる痛みではない事が分かりました。
今の痛みの原因は、腰の筋肉の緊張からくる筋性腰痛であることが分かったので、なぜ腰の筋肉の緊張が取れないのかを説明いたしました。
この患者様の状態は骨盤の左右の高さが違い、バランスを取るために上がった方の骨盤に体が傾いていました。
バランスを取るために体が傾かなければならず、そのために筋肉の緊張が取れなかったのです。
人には様々なクセがあります。足を組んでしまう方や仕事で同じ動作が続く方。育児で無理な姿勢が続く方など様々です。
体はその一瞬で悪くなることは少なく、反復した繰り返しが蓄積して左右のアンバランスを作ってしまうのです。
この女性も良くお話を伺うと、急に痛くなったのは1週間前ですが、それより以前から腰に違和感は感じていたようです。
まずは背骨骨盤矯正で体のアンバランスを整えたところ、その場で動作痛は大分軽減されました。しかし、筋肉の緊張が全て取れたわけではないので5回の施術計画を説明して帰って頂きました。
翌日にご来院頂いた時には大分ましだが腰に少しツッパリ感が残るとの事でしたので、再度バランスの調整を行い筋肉の緊張を緩める施術を行いました。
予定通りいけば5回の施術で回復予定です。
ヘルニアや脊柱管狭窄症と診断されても、今の痛みが本当にそれが原因なのは自分では判断できません。また、痛みは様々な要因が合わさって起きている場合も多く、積み重なった問題を少しずつでも解消することで問題を解決できます。
くまのて整骨院では、症状に合わせた施術計画を立て早期の回復に向けて施術致します。
急な腰痛でお困りの方は東大阪市、布施駅近くで本格整体が受けられる「くまのて整骨院」に一度ご相談ください。