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膝に水がたまるのは何故?
膝に水がたまるってどういうこと?
膝の水(関節液)は、関節の滑りをよくするとともに、関節軟骨に栄養を与える粘り気のある液体です。
膝の水は、正常では関節軟骨の表面を潤すくらいのわずかな量(1㏄程度)ですが、変形性関節症などにより関節の中に何らかの炎症がおきると過剰に産生され(多いときは50㏄以上)水がたまります。
この状態を「水がたまっている」と言います。
その他にも、骨折などの外傷、感染症、関節リウマチ、痛風などでも膝に水がたまります。水がたまると膝の中の圧力が高まり、痛みや重だるさを感じるようになります。ですので、整形外科などで水を抜いてもらい、圧力を下げることで膝の痛みを解消する治療法が選択されます。
膝の水を抜くとクセになりますか?
よく「水を抜くとクセになる」と言いますが、そもそも関節内部に問題が生じて水(関節液)が過剰に産生されているのですから、水を抜いても関節内部の問題が解決されていなければすぐに水は溜まります。それが「くせになる」という事です。ぶつけたり捻ったりした場合は一時的なものなので、膝の水を抜くことは効果的です。しかし、何度も繰り返し水を抜かなければならない状態であれば、なぜあなたの膝に水がたまるのかをしっかり考えなおしてみる必要があると思いますよ。膝の痛みでお悩みの方は気軽にご相談くださいね
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