病院に1か月通院するが解消しない交通事故でのむち打ち
くまのて整骨院の熊崎です。
停車中に後ろから追突され、いわゆる”むち打ち”になった40代の男性の方が来院されました。
事故後、病院で検査の結果、「骨などには異常がないのでむち打ちでしょう。湿布を出しておきますので様子を見てください」と言われ1か月が経過。
週に1度病院に受診をしては湿布をもらうという事を繰り返していましたが、症状は改善されず当院を受診されました。
症状は、首のだるさ、張り感、重さ、回旋時痛(動かしたときの痛み)、頭痛、首から背中にかけての引っ張り感です。
交通事故に遭われた際は病院でレントゲンなどの検査はまずは必要です。
しかしこれだけの症状があるのにレントゲンでは異常がないので様子を見ましょう・・・って何なんでしょうね。
頚椎の状態を一つずつ触診して確かめるとC5(首の骨の5番目)が若干左にありました。
少し押すと患者さんから「そこが辛いんです」とのこと。
骨の位置を整え、首、肩から背中の全体バランスを取る矯正治療を行ったところ、その場でほとんどの症状が改善されました。
むち打ちの場合、多くの方が症状が様々な条件によって再発することがあります。例えば天気が悪いときが辛いなど…
この患者さんには週に2回は来院して頂き、状態を確認しましょうと通院指導を行いました。
早く落ち着いてくれるように全力を尽くします。
前述したように、交通事故でのむち打ちの際は一度ましになったように感じる症状が再発することは多々あります。
しかし、一度治療完了と合意してしまうとその後の治療は交通事故との因果関係が認められず、その後の治療は患者さんご自身の負担となりますので注意してください。
交通事故がなければ本来、被ることがない、このような辛い状態を我慢しなくていいように正しい知識を持って対応しましょう。
交通事故でのむち打ちなどでお困りの方。
病院で診てもらっているが症状が改善されずお困りの方。
むち打ちや頭痛などの首の症状に強い、東大阪・布施駅近くのくまのて整骨院にご相談ください。