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反り腰は腰痛の原因となるのか | 東大阪市・布施駅・布施 くまのて整骨院

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反り腰は腰痛の原因となるのか

2022.09.14 | Category: 膝痛など下肢の悩み,肩こりなど上半身の悩み,腰痛など下半身の悩み

 

反り腰とは

反り腰とは腰が正常より「そり過ぎている状態」のことを示します。

通常、背骨は横から見ると、首、背中、腰にかけて軽いS字のカーブを描きます。

腰は軽く前方へカーブを描き(前弯)、背中は後ろにカーブを描き(後湾)、首はまた前方へカーブを描き(前弯)ます。

この腰の前弯がきつ過ぎる時に反り腰と呼ばれます。

(※正確には仙骨と第1腰椎の角度が50~60度が正常な角度と言われており、それより大きければ前弯亢進で反り腰。小さければフラットバックと呼ばれます。)

反り腰の原因としては、太ももの裏や腹筋などの筋肉の衰えによるバランスの崩れが考えられます。

また、体重の増加や妊娠でお腹が出てくると、腰が前に引っ張られ反り腰の要因となります。

他にもヒールを履いていると骨盤の前傾がきつくなるので反り腰の要因となります。

 

反り腰簡単チェック法

壁に背を向け、頭・お尻・かかとを壁につけて立ちます。

腰と壁の間にこぶしが入るようでしたら反り腰の可能性はあります。

手のひらが入る程度でしたら正常な腰のカーブだといえます。

 

まず、事実として反り腰は腰痛の原因となります。

・反り腰がきついと腰椎(腰の骨)の椎間関節に負担がかかり、腰痛になります。

・反り腰がきついと腰椎が前にズレ落ちそうになり、すべり症の原因となり腰痛になります。

・反り腰がきついと骨と骨の間の圧が変わり、椎間板ヘルニアの原因となり腰痛になります。

・反り腰がきついと重心が前方へずれて、腰の筋肉に負担がかかり腰痛になります。

以上のようなことから、反り腰は腰痛の原因となりえます。

 

しかし、あなたの腰痛は本当に反り腰が原因なのでしょうか?

当院へご相談いただく腰痛の方で「わたしは反り腰なんです…」とか、

背中が丸くなってるけどどうしたの?と聞くと「反り腰になっちゃいそうで気を付けてるんです」

なんて話を聞きます。

でも、背中が丸くなった猫背や、腰が後ろにカーブしている状態(後湾・フラットバック)も大いに腰痛の原因となりえます。

当然、先ほども述べたように反り腰は腰痛の原因になりますが、今のあなたの腰痛が反り腰のせいなのかはまた別の話です。

当院に腰痛で来院される方でも、反り腰を気にするあまりに猫背になったり、体のバランスを崩して腰痛になっている方が多いです。

反り腰が腰痛の原因だと決める前に、今の自分の体のバランスがどんな状態なのかを確かめる必要があります。

 

反り腰ではないきれいな姿勢

当院では腰痛だけでなく、肩こりにも効果的なきれいな姿勢をお勧めしています。

椅子に座っていても立っていても共通な考え方なので実践してみて下さい。

①胸の前の骨(胸骨)を、少し上に引っ張られるようなイメージで持ち上げる

②肩に力が入らないように注意する

③お腹(腹筋)が軽く引っ張られるのを感じたらその状態をキープ

④おへその下に手を当て、下腹部に力を入れる

①~④を継続できるように続ける

注意点

※肩に力が入らないようにする

※腰のそらすのではなく、腹筋で前から抑え込むイメージを大切にする

以上が出来るようになると、横から見た腰のラインもキレイで、腰や肩に負担の少ない姿勢を身につけることが出来ます。

 

反り腰や腰痛でお悩みの方は、当院までお気軽にお問い合わせください。

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腰痛の正しい対処法・温める?冷やす?

2022.09.06 | Category: 交通事故,スポーツ外傷,腰痛など下半身の悩み

急な腰痛、長引く腰痛。何とかしたい!

腰痛は温めるべきか、冷やすべきか判断に迷う方も多いと思います。皆さんどのように対処されていますか?

腰痛の時に温めるべきか、冷やすべきかのポイント!

・痛めてすぐの急性腰痛→冷やす
・以前からの慢性腰痛→温める

ざっくり言えばこれを頭に置いておいてください!

 

★急性腰痛とは・・・

椅子から立ち上がろうとして痛めた、重いものを持ち上げて痛めた、捻ったなど「ぎっくり腰」に代表されるような急な腰痛です。また、それ以外にも椎間板ヘルニアなど激しい痛みをともない、体を動かすことも困難な状態の腰痛です。
期間としては発症から大体3~7日くらいで激しい痛みは治まりますが、そのまま解消さずに慢性化することが多いです。

対処法としては、動けないほどの痛みであれば、無理して動かない!じっとして患部を冷やしてください。急性期は炎症を起こしていることも考えられるので、冷シップも効果的です。また、痛み止めも効果的ですが、体が「回復するまで動くな」と命令を出しているので、痛み止めで痛みが治まったから動いていいのではなく、「痛み止めの効果が切れても痛くない」まで安静にしていて下さい。数日で少しずつ動けるようになるので、動けるようになってから専門機関を受診しましょう。

★慢性腰痛とは・・・

長く続く腰痛で、急性腰痛に比べると、痛みが軽く動けることが多いですが、腰全体に痛みやだるさを感じます。調子の波があったりもしますが、一度よくなったものがぶり返したりすることも良くあり長期にわたって症状が続きます。原因としては、脊柱管狭窄症や変形性関節症などもありますが、肥満や運動不足、不良姿勢などが原因になっていることが多いです。

対処法としては、適度に体を動かすことです。

痛みのために体を動かさなさ過ぎて筋肉が固くなってしまうと、筋力低下や血流を悪くしてしまう事になります。しかし、脊柱管狭窄症や変形性関節症の場合は無理に動かすと悪化する場合もありますので、専門家に相談の上対処してください。

多くの慢性腰痛の場合は、適度に体を動かしたり、ストレッチやマッサージなどで筋肉の柔軟性を取り戻すことが可能です。また、腰を温めることも筋肉の柔軟性を取り戻すには有用です。慢性腰痛はストレスなどの心的要因も関係する事があるので、ストレスをためないように生活見直すことも必要です。

 

★急性腰痛の冷やし方

一番効果的なのは「氷のう」です。氷は0度より下がることがないので凍傷の恐れが少なく、効果的に患部を冷やすことが出来ます。※冷凍庫から出してすぐの氷は、表面の霜で0度より低くなり凍傷の危険があるので、水で表面を洗い流してから使うことをお勧めします。もしくは、水と混ぜて氷水にして氷のうにしてください。

うつ伏せや、横向きなど楽な姿勢で氷のうを患部に15分程度当てます。15分経ったら一度氷のうを外し、15分の休憩をはさみます。痛みがひどい時は再度氷のうを患部に当てます。この15分サイクルを繰り返してください。

氷のうが準備できない場合は、保冷材などでも代用が可能ですが、保冷材は患部を冷やしすぎる危険があるので、タオルで巻くなどして冷やし過ぎに注意してください。

また、冷シップは一瞬ひんやりと感じますが、これはメントールの効果であって、患部の熱を取っているわけではないので、アイシングの効果は期待できません。しかし、シップには消炎鎮痛効果があるので、シップの上から氷のうで冷やすのは効果的です。

 

★慢性腰痛の温め方

効果的なのは入浴です。全身の血行を改善できるのと、水圧でのマッサージ効果も期待できます。急性腰痛の場合は炎症を促進してしまう可能性があるので、入浴は控えて軽めのシャワー位にしておいてください。

また、使い捨てカイロやホットパック(薬局などで売られている、レンジなどで温めて使うパックにジェル状のものが入った物)を利用しても大丈夫です。使いすてカイロを使う場合は低温やけどに注意してください。

温シップは冷シップと同様で、暖かく感じれますがそれ自体には深部まで温める効果はなく、カプサイシンの成分で表面上の血行が少し良くなる程度です。

 

★まとめ

急な腰痛では冷やす。慢性的な腰痛なら温める。という事を頭に入れておいてください。
しかし、同じような腰痛でも対処の仕方によって症状を悪化させてしまう場合もありますので、判断に迷うときは専門家にご相談ください。

 

腰痛などでお困りの症状がございましたら、当院までお気軽にお問い合わせください。

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肩こりの原因は?などプロが疑問にお答えします

2022.09.02 | Category: 肩こりなど上半身の悩み,頭痛

くまのて整骨院では、様々なお悩みを抱えたお客様がご来店いただいております。
今回は肩こりでお悩みの方から頂いた様々な肩こりに関する疑問にお答えします。

肩こり Q&A

Q:そもそも肩こりって何?

A:肩こりは病名ではなく、”体の症状”を表す言葉です。
首から肩、腕にかけての痛みやしびれ、重だるさ、張り、固さなどの症状をまとめて肩こりといいます。
肩こりは単に筋肉的な要因だけでなく、病気でも生じます。
例えば、頚椎ヘルニアや胸郭出口症候群、くも膜下出血や狭心症などの病気でも首や肩に痛みを生じますので、肩こりという状態は現れます。

一説では、「吾輩は猫である」や「こころ」で有名な夏目漱石が、「門」という小説の中に、肩に対して“こる”という言葉が初めて使ったことから、”肩こり”という言葉が日本に広まったといわれています。
その歴史的な名場面が書かれているのが、この一節です。
『・・・指で圧して見ると、頸と肩の継目の少し背中へ寄った局部が、石の様にこ凝ってゐた。・・・』

Q:肩こりの原因って何?

A:肩こりの原因は、先ほども述べたような病気から由来する肩こりと、筋肉の障害による肩こりとに大きく分けられます。
今の肩こりの原因が病気でないか調べるために、まずはお近くの病院の受診をお勧めします。

病気が原因ではなく、筋肉が原因の肩こりであれば・・・
・使いすぎ
・長時間の同じ姿勢が続いく
・反復動作
・姿勢不良
・冷え
・運動不足
などが考えられます。

筋肉が疲労を起こす場合は、大きな負荷がかかる労働(介護職など)の他に、同じ姿勢が続いて固まってしまう場合(デスクワークなど)や、長期間にわたる反復動作(同一作業の繰り返し)などので疲労が原因となっていることが多いです。

また、体のバランスが悪くなっていると、立っているだけ、座っているだけでも筋肉の緊張が取れず、肩こりの原因になっている方が多いです。

例えば、長時間同じ姿勢で働いたり、重い物をずっと持ち続けた場合などは、肩の筋肉、特に首筋から肩にかけてある僧帽筋という大きな筋肉が緊張し、縮んだ状態になります。筋肉が縮むと中の血管も圧迫され血流も悪くなります。そうすると、血管内の疲労物質でもある乳酸が溜まってしまうのです。

 

Q:肩こりへの施術はどのようなことをするのですか?

A:まずは肩こりの原因を突き止めるヒアリングを行います。
そのうえでどのような施術が必要かを判断しますが、以下に当店で行っている肩こりへの施術一例を示します。
電気療法(干渉波・低周波・遠赤外線)
徒手療法(整体・マッサージ・ストレッチ)
物理療法(テーピング・シップ)
生活指導(姿勢指導など)

施術例
30代女性 デスクワークで同じ姿勢が続いて慢性的に肩こりがひどいと来院
ヒアリングの結果、同じ姿勢が続くことに加え、姿勢の悪さからくる負担が重なって、ひどい肩こりになっていることが分かりました。(事前に病院で病気的なものではないと診断を受けてきています)

まずは干渉波で筋肉の緊張をゆるめ、整体で体のバランスを整えました。
この段階でだいぶんと筋肉の緊張は緩んでいましたが、長年蓄積した筋肉の固さがクセづいていたので、マッサージも同時に行いました。

Q:肩こりを予防するための対処法ってありますか?

A:筋肉の緊張からくる肩こりであれば、ストレッチで肩や首の筋肉を動かしてあげることが一番です。
他にも、同じ姿勢が続かないようにタイマーをかけて、15分に1回は手を止めて体を動かすこともお勧めしています。
後は、体を温めるためにゆっくりと湯船につかる。ウォーキングで全身の血流を良くする。
夏場はエアコンなどで肩首を冷やさないように、一枚余分に服を持っておくといったことも有効です。

 

Q:肩こりに効くツボはありますか?

A:
・百会(ひゃくえ):頭のてっぺんの少しくぼんだ場所。両耳を結んだ線上
・天柱(てんちゅう):首の後ろの毛の生え際で、中心より指1本分外側の部分
・肩井(けんせい) :背骨と肩の先を結んだ真ん中の場所
・手三里(てさんり):肘を曲げたところにできるシワの、外側から指3本分、手先の方にある場所
・合谷(ごうこく):親指と人差し指の間、少し人差し指側の場所
などがおススメです
1回3~5秒で、5回ほど刺激してあげてください

※詳しいツボの場所などはお尋ねください。

Q:同じことをしていても肩がこる人と、そうでない人の差は何ですか?

A:全体の筋肉量の差はあります。
同じことをしていても、筋肉量の少ない人の方が先に疲労を起こしやすくなります。
男性より女性の方が肩こりが多いのは、これが原因なことが多いです。

また、同じことをしているようで、姿勢が悪かったり、適度な休息を入れてなかったりと様々な差があります。

 

Q:肩がこると頭痛がするのはなぜですか?

A:肩こりに伴う頭痛は緊張型頭痛とよばれます。
肩や首、頭部の筋肉の緊張で血流が悪くなり、引き起こされる頭痛です。慢性的に繰り返す頭痛の中で最も多いタイプといわれています。男女を問わず、幅広い年齢層にみられる頭痛です。

詳しくは当院の頭痛改善整体のページをご覧ください

 

Q:姿勢を良くしようと思うと肩が凝ります。なぜですか?

A:体のバランスが崩れている状態で、姿勢だけをよくしようと思っても、筋肉に無理をかけてしまいます。体全体のバランスが取れているからこそ、姿勢を良くすることで肩や首の負担を減らすことが出来るのです。

 

Q:肩や首に負担の少ない良い姿勢ってどんなのですか?

A:頭がしっかりと首の上に乗っている事です。
デスクワークやスマホを見る時には頭が前に突き出している事が多いです。そうなると、前倒しになった頭の重さを支えるために、肩や首の筋肉が緊張し、肩こりにつながりやすいです。

そこで、胸を起こし(※重要です。胸を張るのではありません)頭が首の上、胴体の上に乗るように意識してください。胸の前の骨(胸骨※写真の赤い線の部分)が少し上に引っ張られるようなイメージを持ってもらうといいです。肩の力を抜き、胴体で体を支えると思ってください。

この姿勢は立っていても座っていても同じ意識ができますので、デスクワークから家事の時などいつでも意識できます。
姿勢が気になる、良い姿勢が分かりにくいという方は一度ご相談ください。

 

また、肩こりに関する疑問質問などがありましたら、追記していきます。

お困りの症状がございましたら、当院までお気軽にお問い合わせください。

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