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「雨の日は気だるさが出る」「天気が悪いと頭が痛い」といった症状のお持ちの方が近頃多くみられます。
「他の人は頭痛がないのになんで私だけ?」と考える人もいると思うので、今回はその説明も踏まえてお話ししていきます。
そもそもなぜ気だるさ等が出るのか
私たちの身体には数多くの血管が通っています。血管は普段ある程度の「気圧の高さ」で締め付けが行われていて、その締め付けのおかげで血流が全身に満遍なく運ばれています。
水鉄砲に似たようなもので、ある程度細くないと水が勢い良く飛んでいかない。そんな感じです。
それとは逆に「気圧が低い」と血管の締め付けが緩んでしまい、血液の循環が通常よりゆっくりになります。すると身体に送られる血流が悪くなってしまい、頭痛や気だるさという形で症状が出ます。
症状が出る人と出ない人の差は?
仮に人間の調子の善し悪しで、頭痛等が出るラインがあるとすれば図のようになります。
普段から「肩こり」「ストレス」をお持ちの方は、持っていない人と比べてみると元々のスタート地点が低いです。
そのスタート地点が低いと低気圧がかかった時に、許容範囲が狭いので頭痛や気だるさが出るラインにすぐ到達してしまいます。
ですのでお持ちである肩こりの解消、抱えているストレスを省くことで、ご自身の基準値が上がり天気の悪い日でも元気よく過ごせます。
天気頭痛が出た時の対処法
1.カフェインを摂取する
カフェインは血管収縮を行う作用があり、循環が良くなります。頭痛の緩和が期待できますよ。
コーヒーやエナジードリンクから気軽に摂れることができます。
2.光を軽減する
天気頭痛が出ている時は光に対して過敏に反応してしまいます。
反対に暗い部屋などのリラックスできる空間で過ごすと、症状に落ち着きがみられます。一旦スマホを置いてみるのもいいでしょう。
3.ツボへの刺激
天気頭痛への効果があるツボをご紹介します。
最後に
頭痛には様々な種類がありますが、今回は比較的多い「天気頭痛」についてお話ししました。
上記に書いた通り「肩こり」「ストレス」等の軽減で、頭痛が取れる場合もございます。天気頭痛でお困りの際は是非一度ご相談下さい。
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くまのて整骨院では、様々なお悩みを抱えたお客様がご来店いただいております。
今回は肩こりでお悩みの方から頂いた様々な肩こりに関する疑問にお答えします。
肩こり Q&A
Q:そもそも肩こりって何?
A:肩こりは病名ではなく、”体の症状”を表す言葉です。
首から肩、腕にかけての痛みやしびれ、重だるさ、張り、固さなどの症状をまとめて肩こりといいます。
肩こりは単に筋肉的な要因だけでなく、病気でも生じます。
例えば、頚椎ヘルニアや胸郭出口症候群、くも膜下出血や狭心症などの病気でも首や肩に痛みを生じますので、肩こりという状態は現れます。
一説では、「吾輩は猫である」や「こころ」で有名な夏目漱石が、「門」という小説の中に、肩に対して“こる”という言葉が初めて使ったことから、”肩こり”という言葉が日本に広まったといわれています。
その歴史的な名場面が書かれているのが、この一節です。
『・・・指で圧して見ると、頸と肩の継目の少し背中へ寄った局部が、石の様にこ凝ってゐた。・・・』
Q:肩こりの原因って何?
A:肩こりの原因は、先ほども述べたような病気から由来する肩こりと、筋肉の障害による肩こりとに大きく分けられます。
今の肩こりの原因が病気でないか調べるために、まずはお近くの病院の受診をお勧めします。
病気が原因ではなく、筋肉が原因の肩こりであれば・・・
・使いすぎ
・長時間の同じ姿勢が続いく
・反復動作
・姿勢不良
・冷え
・運動不足
などが考えられます。
筋肉が疲労を起こす場合は、大きな負荷がかかる労働(介護職など)の他に、同じ姿勢が続いて固まってしまう場合(デスクワークなど)や、長期間にわたる反復動作(同一作業の繰り返し)などので疲労が原因となっていることが多いです。
また、体のバランスが悪くなっていると、立っているだけ、座っているだけでも筋肉の緊張が取れず、肩こりの原因になっている方が多いです。
例えば、長時間同じ姿勢で働いたり、重い物をずっと持ち続けた場合などは、肩の筋肉、特に首筋から肩にかけてある僧帽筋という大きな筋肉が緊張し、縮んだ状態になります。筋肉が縮むと中の血管も圧迫され血流も悪くなります。そうすると、血管内の疲労物質でもある乳酸が溜まってしまうのです。
Q:肩こりへの施術はどのようなことをするのですか?
A:まずは肩こりの原因を突き止めるヒアリングを行います。
そのうえでどのような施術が必要かを判断しますが、以下に当店で行っている肩こりへの施術一例を示します。
電気療法(干渉波・低周波・遠赤外線)
徒手療法(整体・マッサージ・ストレッチ)
物理療法(テーピング・シップ)
生活指導(姿勢指導など)
施術例
30代女性 デスクワークで同じ姿勢が続いて慢性的に肩こりがひどいと来院
ヒアリングの結果、同じ姿勢が続くことに加え、姿勢の悪さからくる負担が重なって、ひどい肩こりになっていることが分かりました。(事前に病院で病気的なものではないと診断を受けてきています)
まずは干渉波で筋肉の緊張をゆるめ、整体で体のバランスを整えました。
この段階でだいぶんと筋肉の緊張は緩んでいましたが、長年蓄積した筋肉の固さがクセづいていたので、マッサージも同時に行いました。
Q:肩こりを予防するための対処法ってありますか?
A:筋肉の緊張からくる肩こりであれば、ストレッチで肩や首の筋肉を動かしてあげることが一番です。
他にも、同じ姿勢が続かないようにタイマーをかけて、15分に1回は手を止めて体を動かすこともお勧めしています。
後は、体を温めるためにゆっくりと湯船につかる。ウォーキングで全身の血流を良くする。
夏場はエアコンなどで肩首を冷やさないように、一枚余分に服を持っておくといったことも有効です。
Q:肩こりに効くツボはありますか?
A:
・百会(ひゃくえ):頭のてっぺんの少しくぼんだ場所。両耳を結んだ線上
・天柱(てんちゅう):首の後ろの毛の生え際で、中心より指1本分外側の部分
・肩井(けんせい) :背骨と肩の先を結んだ真ん中の場所
・手三里(てさんり):肘を曲げたところにできるシワの、外側から指3本分、手先の方にある場所
・合谷(ごうこく):親指と人差し指の間、少し人差し指側の場所
などがおススメです
1回3~5秒で、5回ほど刺激してあげてください
※詳しいツボの場所などはお尋ねください。
Q:同じことをしていても肩がこる人と、そうでない人の差は何ですか?
A:全体の筋肉量の差はあります。
同じことをしていても、筋肉量の少ない人の方が先に疲労を起こしやすくなります。
男性より女性の方が肩こりが多いのは、これが原因なことが多いです。
また、同じことをしているようで、姿勢が悪かったり、適度な休息を入れてなかったりと様々な差があります。
Q:肩がこると頭痛がするのはなぜですか?
A:肩こりに伴う頭痛は緊張型頭痛とよばれます。
肩や首、頭部の筋肉の緊張で血流が悪くなり、引き起こされる頭痛です。慢性的に繰り返す頭痛の中で最も多いタイプといわれています。男女を問わず、幅広い年齢層にみられる頭痛です。
詳しくは当院の頭痛改善整体のページをご覧ください
Q:姿勢を良くしようと思うと肩が凝ります。なぜですか?
A:体のバランスが崩れている状態で、姿勢だけをよくしようと思っても、筋肉に無理をかけてしまいます。体全体のバランスが取れているからこそ、姿勢を良くすることで肩や首の負担を減らすことが出来るのです。
Q:肩や首に負担の少ない良い姿勢ってどんなのですか?
A:頭がしっかりと首の上に乗っている事です。
デスクワークやスマホを見る時には頭が前に突き出している事が多いです。そうなると、前倒しになった頭の重さを支えるために、肩や首の筋肉が緊張し、肩こりにつながりやすいです。
そこで、胸を起こし(※重要です。胸を張るのではありません)頭が首の上、胴体の上に乗るように意識してください。胸の前の骨(胸骨※写真の赤い線の部分)が少し上に引っ張られるようなイメージを持ってもらうといいです。肩の力を抜き、胴体で体を支えると思ってください。
この姿勢は立っていても座っていても同じ意識ができますので、デスクワークから家事の時などいつでも意識できます。
姿勢が気になる、良い姿勢が分かりにくいという方は一度ご相談ください。
また、肩こりに関する疑問質問などがありましたら、追記していきます。
お困りの症状がございましたら、当院までお気軽にお問い合わせください。
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