Blog記事一覧 > 7月, 2023│くまのて整骨院│東大阪市・布施駅・布施の記事一覧
夏は足がつりやすい
寒くなると足がつる(=こむら返り)という話はよく聞きますが、実は夏も思っている以上に足がつる、足がだるいといった下半身の症状で悩まれる方が多いです。
まず、足がつるとはどのような状態かと言うと・・・
自分の意志とは関係なく、過剰な筋肉の収縮が起きて戻らない状態を示します。足だけでなく、手や背中など筋肉があるすべての場所で起こる可能性がありますが、体の中心から一番遠い足で起こりやすいです。
一般的には、急に体を動かしたときに起こりやすいですが、栄養不足や水分不足、冷え、熱中症、急激な寒暖差が原因で起きることがあります。また、それ以外にも妊娠中や加齢、病気などによって引き起こされることもあります。
筋肉が冷えているから冬は足がつりやすいのは良く分かります。
ではなぜ夏も足がつりやすいのか?
その理由はいくつかあるので対策を含めてお伝えします。
1・エアコンの利用で足がつる
まず、近年の夏の暑さは尋常じゃないのでしっかりエアコンは利用してくださいね。
しかし、エアコンから出る冷たい空気は下に溜まり、暖かい空気は上に上がります。その結果、自分で感じている以上に下半身の冷えを生んでしまっています。
思っている以上に下半身が冷えた結果、血行不良が起き、足がつりやすくなります。足がつる以外にも下半身がだるい、冷えているなんて症状も起きます。
対策:
冷房の効いた室内で過ごすときは長ズボンと靴下を着用しましょう。上半身が薄着ならそんなに暑さは感じないです。
デスクワークの方など座っている時間が長い方はひざ掛けを使うのも有効です。
2・暑くなると汗をかく量が増える
暑くなると汗をかきますよね。その結果、汗として体内から水分とミネラル分が流れ出て不足します。熱中症で身体がけいれんを起こすのはこれが理由です。
専門的な話になるので出来るだけ割愛して説明すると、
「脳から筋肉を動かす命令を伝えるのに水分とミネラル分が必要で、汗をかきすぎるとそれらが不足して上手く命令が伝わらなくなり痙攣(つる・こむら返り)をおこす」
という事です。
対策:
汗で流れでる水分とミネラル(カルシウム・カリウム・マグネシウム)の補充が大切です。のどが渇いたと感じる前の水分補給と、就寝時には500㎖の汗をかくと言われていますので、寝る前のコップ一杯の水を飲むことを心がけてください。
ミネラル分の補充に関してはサプリメントを利用するのも一つですが、普段の食生活にミネラルを意識してメニューを決めるのもいいですよ。
・カリウムはわかめや昆布、ひじきに多く含まれます。
・カルシウムは海老やカニ、イワシなどに多く含まれます。
・マグネシウムはひじきや魚類に多く含まれます。
第2章 日本食品標準成分表 PDF(日本語版):文部科学省
汗で流れ出たミネラルを補充する食品は海鮮類に多く含まれるので、夏場には意識的に取り入れてみるのも良いですよ。
3・睡眠時のエアコンの設定で冷えすぎる、もしくは暑すぎるを防ぐ
夏は寝ている時のエアコンの設定も上手くしないと、暑くて汗をかきすぎて朝方に足がつる。もしくは冷えすぎて足がつる、だるいといった不快な目覚めをすることになります。
暑さのせいで強めに冷房をつけてしまうと、どうしても体は冷えてしまします。睡眠時は通常より血行が低下しているのに、暑いからといって布団をかぶらない、半ズボンで寝るなんてことが起こると下半身が冷えて、だるさや足がつる事につながります。
「キンキンに冷やしてからエアコンを切って寝んねん!」
なんて事も聞きますが、エアコンが切れたら室温はすぐに上昇し、室内熱中症の可能性が高くなりやすいですし、寝苦しくなり睡眠の質が低下します。
小まめにタイマーをかけて寝る場合も、エアコンが切れたら汗をかいて途中で目が覚め、またタイマーをかけて切れたら目が覚める。これを繰り返すと睡眠が浅くなってしまう事と、汗をかいて、冷やされてを繰り返すのでこれもこむら返りや下半身疲労の要因になります。
大前提として、熱帯夜の時などは睡眠時の熱中症対策としてエアコンを利用するのは必要です。エアコン無しで我慢するなんてことはしないでください。
対策:
簡単な予防法としては睡眠時のエアコン設定温度は27~28度位で少し暑いかなと感じるくらいに設定して、身体に当たらない風向きで朝まで付けておく事です。室温が26度位になると快適な睡眠が得やすいといわれています。
必要であればベッドの位置を動かしてエアコンの風が当たらないようにする工夫も必要です。
設定温度が27~28度だと暑いと感じる方は、寝る30分前にエアコンで室温を下げておいて、寝る時には設定温度を27~28度に上げてください。
反対に設定温度27~28度だと冷えると感じる方は、設定温度を1度上げてみるだけでも体感は大分違いますし、パジャマや布団を少し暖かいものに変えてみて下さい。
足がつりやすい人とそうでない人の差は?
先ほど述べたような対策を講じなくても足がつらない人はいます。
足がつりやすい人と、足がつりにくい人、どこに差があるのでしょうか?
それは・・・
足がつりやすい人は筋肉が固く、血行が悪い。
逆に足がつりにくい人は筋肉が柔らかく、血行が良い。
といった差が見られます。
足やふくらはぎだけでなく、腰も含めた下半身の柔軟性を高め、血行を良くすることで足がつりにくくなります。
まとめ
暑い季節に冷房の効いた室内では、長ズボンや靴下を着用し下半身が冷えないようにする。食事は海鮮類を意識して取るようにし、寝る時はエアコンは設定温度を27~28度にしてつけっぱなしにしてみると、夏の足がつる、こむら返りを起こす、下半身がしんどいといった症状の予防になりますよ。
長期的にはストレッチやマッサージなどで腰から下半身の柔軟性を高め、筋肉を柔らかくしておくことも大切です。
足がつる、下半身がだるいとお悩みの方は、上記の予防法を気を付けていただくとともに、当院にて身体のバランスを整える整体や、マッサージなどで下半身の負担を減らし、筋肉を柔らかくしていけるように施術もさせていただきます。
足がつる、下半身がだるいとお悩みの方は、くまのて整骨院にご相談ください。
ご予約は当院のHP内のWEB予約・公式LINE・お電話にて受け付けております。
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スマホの普及から始まり、コロナでデスクワークをする方が一気に増えましたね。色んな職種がありますがほとんどが「画面」を見る時間が長くなっている気がします。
画面を見るときの姿勢が悪かったり、時間が長いと自然とその姿勢が身体に染みついてしまい、見ていない時間も首が前に落ちていることがあります。いわゆる「スマホ首」ですね。ストレートネックとも言います。
今回はそのスマホ首になるとどうなるのか。自分でできる改善法はあるのか話していきます。
スマホ首の原因と状況
首の骨(頸椎)は7個で構成されています。その骨たちは本来「S字カーブ」を描いているのですが、スマホ等を通して頭が前に落ちる時間が長く、徐々に落ちてき、真っすぐになったところが普段の姿勢になることで「スマホ首」になります。
また視力の悪い人は必然的に顔を画面に近づけることになるので、スマホ首になりやすいと言われています。
スマホ首になるとどうなるの?
頭が落ちてくるのを首の筋肉で支えている時間が長くなるので、首の血流が悪くなり、筋肉のコリが目立つようになってきます。
慢性化してくるとその筋緊張によって血管が圧迫され、脳へと送られる血液量が減少してしまいます。その結果「肩こり」「首こり」「頭痛」が出るリスクが高まります。
改善法と普段の姿勢
スマホ使用時の姿勢
大体の人はスマホを下に持ち、それを上から覗き込むようにしているので筋緊張が走ります。ですので、なるべくスマホを持ち上げて水平になるように意識しましょう。そうすることで首の骨で頭を支えられるので、筋肉への負担は極力減らせることが出来ます。
PC使用時の姿勢
ノートパソコンの場合、キーボードが離れないのでどうしても距離が近くなり、無理な姿勢が続きます。そんな時におすすめなのが別売りのキーボードです。
好きな配置に出来るので画面との距離が空き、目への負担も軽減されますよ。見るときの視線はスマホと同様です。あとはキーボードに手を置いた際、肩に力が入らないポジションを探してください。
ストレッチ
首が硬くなると、その牽引力によって首の骨のアーチが失われてしまい、結果スマホ首になるリスクが増します。
そうならないためにも普段からストレッチを行いましょう。
最後に
今回は日常で起こりうる「スマホ首」について話しました。
普段、頭痛や肩こりに悩まされている方も、もしかすると「スマホ首」からきているかもしれません。ひどくなる前にお早めにご相談下さい。
当院ではスマホ首、頭痛、肩こりも対応しています。
「自分の姿勢が気になる」、「そうならないように通院したい」という方も是非お声掛けください。
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外は暑いのに室内は寒かったりと、大変な季節がやってきましたね。
今回は暑い夏でも芯から冷えてしまう原因や、それに対する対処法を探っていきます。
冷えの原因①
これはなんといっても「クーラー」が一番多いのではないでしょうか?
夏場はスーパーやコンビニの中が良く冷えています。外が暑いとどうしても長く居座ってしまいますよね。そこから外に出ると外と室内の温度差のせいで自律神経が乱れ、身体の中の体温調整が効きにくくなり、その結果体調が優れなかったりするようです。
冷えやすさを男女で比べると圧倒的に女性の方が冷えやすく、これは「筋肉量」の違いによるものだと言われています。
一般的に女性は男性に比べると筋肉量が少ないため、寒い環境に対応するための熱を作り出しにくいことから考えられています。
またクーラーなどで身体が冷えてしまうと自然と筋肉も固まってしまい、肩こりや腰痛にも繋がります。
冷えの原因②
もう一つの冷えの原因は食事中の「冷たいものの摂りすぎ」です。
飲食物の消化に適した胃や腸の温度は37度前後で、それを大きく下回った食事を行うと負担がかかります。
冷たいもので下がった臓器の温度を戻すのにも時間がかかりますので、食べ過ぎや、一気に摂取するのは注意しましょう。
芯から冷えるのもこれが原因だと言われています。
冷えへの対策
室内が寒いときの対処法としては「羽織るものを一枚持ち歩く」、「靴下を履く」という服装の工夫をしましょう。
身体が弱い方や、高齢者の方は服装の工夫から始めてみるのがおすすめです。
夏場でも湯船に浸かると、水圧でのマッサージ効果が全身の血流を促してくれるので、自律神経も整いますよ。お風呂の際もシャワーだけではなく、湯船に浸かることで水圧がマッサージ効果が全身の血流を促してくれます。
元気な方は服装+「運動」を取り入れてあげると、筋肉量が増えて寒い環境で基礎体温を維持することができるのでおすすめです。
食事の場合ですとアイスは何回かに分けて食べる。水分は常温で飲む。というところを心がけることで、体温が奪われず状態維持ができます。
また発酵食品は代謝を良くする酵素が入っているため、身体を温めてくれます。
食事の際は体を冷やさないよう食べ物を区別して、上手に対策をしましょう。
最後に
今回は夏の冷えについてお話しました。
日常生活に注目してみると、身近なところに冷えに繋がる原因がたくさん転がっています。
冬の冷えからくる肩こりが多いですが、夏のクーラーからも起こりうるので上手に対策していきましょう。
当院は、慢性的な肩こりや、肩こりが原因で頭痛がでる「緊張型頭痛」も診察しています。
気になる症状がございましたらお気軽にご相談ください。
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