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今回は、自宅で出来る肩回りのエクササイズを紹介したいと思います。
肩こりの多くは、肩回りの筋肉、特に僧帽筋の上部繊維に起こります。デスクワークなどで同じ姿勢が続くことで、硬くなりやすくなります。という事で、まずはそこを動かすためのトレーニングを紹介します。
その前に、肩こりが起こりやすいという僧帽筋とはなにか。というところを説明したいと思います。
僧帽筋とは、上部繊維、中部繊維、下部繊維で構成されており、それぞれの役割を持ちます。
その中でも上部繊維は、後頭部や首から始まり鎖骨の外三分の一に停止する筋肉で、首の側屈や回旋、肩甲骨の内転や挙上などの働きを持ちます。
同時に、頭の重さを支えたり腕の重みを支えたりなどで肩こりなどを起こしやすい部分になるので、適度に動かしてあげることをオススメします。
『シュラッグ』
自宅でやる場合はペットボトルなどに水を入れて行ってみて下さい。
①両手に重りを持ち、足を肩幅程度に開いて立つ。
②すくめるようにして肩を上げる
③ゆっくりと元の位置へ下ろす。
注意点としては、重りを強く握らないこと。
強く握ってしまうと腕が先に疲労してしまうので、重りは強く握らないようにしましょう。
もう一つは、肩の上下運動は直線を意識することです。
これは慣れてきたころにありがちなのですが、上げ下げの動作を、円を描くようにやってしまうことがあります。これではうまく負荷が乗らないので、上下運動は直線を意識しましょう。
次に紹介するのは、
『タオルショルダープレス』です。
このトレーニングは僧帽筋のほかに、主要に動かす筋肉として三角筋、上腕三頭筋があります。タオルがあれば行えるので、ぜひ試してみて下さい。
①足を肩幅に開き、タオルを軽く引っ張るようにして、首の後ろで持ちます。
②息を吐きながら両方の手を頭の上へ押し上げます。
③息を吸いながら首の後ろへ来るように下ろします。
このときの注意点は、シュラッグの時と同じくタオルを握りすぎない事が一つと、不自然に首を曲げ過ぎないことです。首を曲げ過ぎると負荷が上手くかかりにくくなるので気を付けましょう。
次は少し慣れが必要になる種目なのですが、
『タオルローイング』を紹介したいと思います。
ローイング、つまり引く動作になるのですが、最初は上二つのように肩に刺激を感じにくいかもしれません、どこを使って引くかを意識して行ってみて下さい。
①うつ伏せになり、つま先を床につける。肩幅でタオルを持ち、腕を伸ばす。
②上体を反らして胸を浮かせながら、胸の前までタオルを引く。
③ゆっくりゆっくりと最初の状態に戻る。
注意点は脇を締めながらタオルを引くことです。肩甲骨を内側に寄せながら脇を締めて引くことで背中の筋肉を動かしやすくなります。それとタオルを引くときに上体を起こし過ぎると腰を痛めやすくなるため、胸の前にタオルを引けるぐらいに起こすようにしましょう。
これらの運動は強度としてそこまで大きいものではないので、10回~15回を目安に行ってみて下さい。
肩こりなどでお悩みの方は、当院までお気軽にお問い合わせください。
ご予約は当院HP内のWEB予約・公式LINE・お電話にて受け付けております。
東大阪市・布施で本格的な整体が受けられる
くまのて整骨院
〒577-0056東大阪市長堂1-12-1(イオン布施北すぐ)
電話06-6618-6233
ご来院の際はネット予約が便利です
くまのて整骨院では、様々なお悩みを抱えたお客様がご来店いただいております。
今回は肩こりでお悩みの方から頂いた様々な肩こりに関する疑問にお答えします。
肩こり Q&A
Q:そもそも肩こりって何?
A:肩こりは病名ではなく、”体の症状”を表す言葉です。
首から肩、腕にかけての痛みやしびれ、重だるさ、張り、固さなどの症状をまとめて肩こりといいます。
肩こりは単に筋肉的な要因だけでなく、病気でも生じます。
例えば、頚椎ヘルニアや胸郭出口症候群、くも膜下出血や狭心症などの病気でも首や肩に痛みを生じますので、肩こりという状態は現れます。
一説では、「吾輩は猫である」や「こころ」で有名な夏目漱石が、「門」という小説の中に、肩に対して“こる”という言葉が初めて使ったことから、”肩こり”という言葉が日本に広まったといわれています。
その歴史的な名場面が書かれているのが、この一節です。
『・・・指で圧して見ると、頸と肩の継目の少し背中へ寄った局部が、石の様にこ凝ってゐた。・・・』
Q:肩こりの原因って何?
A:肩こりの原因は、先ほども述べたような病気から由来する肩こりと、筋肉の障害による肩こりとに大きく分けられます。
今の肩こりの原因が病気でないか調べるために、まずはお近くの病院の受診をお勧めします。
病気が原因ではなく、筋肉が原因の肩こりであれば・・・
・使いすぎ
・長時間の同じ姿勢が続いく
・反復動作
・姿勢不良
・冷え
・運動不足
などが考えられます。
筋肉が疲労を起こす場合は、大きな負荷がかかる労働(介護職など)の他に、同じ姿勢が続いて固まってしまう場合(デスクワークなど)や、長期間にわたる反復動作(同一作業の繰り返し)などので疲労が原因となっていることが多いです。
また、体のバランスが悪くなっていると、立っているだけ、座っているだけでも筋肉の緊張が取れず、肩こりの原因になっている方が多いです。
例えば、長時間同じ姿勢で働いたり、重い物をずっと持ち続けた場合などは、肩の筋肉、特に首筋から肩にかけてある僧帽筋という大きな筋肉が緊張し、縮んだ状態になります。筋肉が縮むと中の血管も圧迫され血流も悪くなります。そうすると、血管内の疲労物質でもある乳酸が溜まってしまうのです。
Q:肩こりへの施術はどのようなことをするのですか?
A:まずは肩こりの原因を突き止めるヒアリングを行います。
そのうえでどのような施術が必要かを判断しますが、以下に当店で行っている肩こりへの施術一例を示します。
電気療法(干渉波・低周波・遠赤外線)
徒手療法(整体・マッサージ・ストレッチ)
物理療法(テーピング・シップ)
生活指導(姿勢指導など)
施術例
30代女性 デスクワークで同じ姿勢が続いて慢性的に肩こりがひどいと来院
ヒアリングの結果、同じ姿勢が続くことに加え、姿勢の悪さからくる負担が重なって、ひどい肩こりになっていることが分かりました。(事前に病院で病気的なものではないと診断を受けてきています)
まずは干渉波で筋肉の緊張をゆるめ、整体で体のバランスを整えました。
この段階でだいぶんと筋肉の緊張は緩んでいましたが、長年蓄積した筋肉の固さがクセづいていたので、マッサージも同時に行いました。
Q:肩こりを予防するための対処法ってありますか?
A:筋肉の緊張からくる肩こりであれば、ストレッチで肩や首の筋肉を動かしてあげることが一番です。
他にも、同じ姿勢が続かないようにタイマーをかけて、15分に1回は手を止めて体を動かすこともお勧めしています。
後は、体を温めるためにゆっくりと湯船につかる。ウォーキングで全身の血流を良くする。
夏場はエアコンなどで肩首を冷やさないように、一枚余分に服を持っておくといったことも有効です。
Q:肩こりに効くツボはありますか?
A:
・百会(ひゃくえ):頭のてっぺんの少しくぼんだ場所。両耳を結んだ線上
・天柱(てんちゅう):首の後ろの毛の生え際で、中心より指1本分外側の部分
・肩井(けんせい) :背骨と肩の先を結んだ真ん中の場所
・手三里(てさんり):肘を曲げたところにできるシワの、外側から指3本分、手先の方にある場所
・合谷(ごうこく):親指と人差し指の間、少し人差し指側の場所
などがおススメです
1回3~5秒で、5回ほど刺激してあげてください
※詳しいツボの場所などはお尋ねください。
Q:同じことをしていても肩がこる人と、そうでない人の差は何ですか?
A:全体の筋肉量の差はあります。
同じことをしていても、筋肉量の少ない人の方が先に疲労を起こしやすくなります。
男性より女性の方が肩こりが多いのは、これが原因なことが多いです。
また、同じことをしているようで、姿勢が悪かったり、適度な休息を入れてなかったりと様々な差があります。
Q:肩がこると頭痛がするのはなぜですか?
A:肩こりに伴う頭痛は緊張型頭痛とよばれます。
肩や首、頭部の筋肉の緊張で血流が悪くなり、引き起こされる頭痛です。慢性的に繰り返す頭痛の中で最も多いタイプといわれています。男女を問わず、幅広い年齢層にみられる頭痛です。
詳しくは当院の頭痛改善整体のページをご覧ください
Q:姿勢を良くしようと思うと肩が凝ります。なぜですか?
A:体のバランスが崩れている状態で、姿勢だけをよくしようと思っても、筋肉に無理をかけてしまいます。体全体のバランスが取れているからこそ、姿勢を良くすることで肩や首の負担を減らすことが出来るのです。
Q:肩や首に負担の少ない良い姿勢ってどんなのですか?
A:頭がしっかりと首の上に乗っている事です。
デスクワークやスマホを見る時には頭が前に突き出している事が多いです。そうなると、前倒しになった頭の重さを支えるために、肩や首の筋肉が緊張し、肩こりにつながりやすいです。
そこで、胸を起こし(※重要です。胸を張るのではありません)頭が首の上、胴体の上に乗るように意識してください。胸の前の骨(胸骨※写真の赤い線の部分)が少し上に引っ張られるようなイメージを持ってもらうといいです。肩の力を抜き、胴体で体を支えると思ってください。
この姿勢は立っていても座っていても同じ意識ができますので、デスクワークから家事の時などいつでも意識できます。
姿勢が気になる、良い姿勢が分かりにくいという方は一度ご相談ください。
また、肩こりに関する疑問質問などがありましたら、追記していきます。
お困りの症状がございましたら、当院までお気軽にお問い合わせください。
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急な腰の痛み、皆さん大変ですよね。
まずはセルフ腰痛解消法の方法から!
「お尻の一番盛り上がったところを“こぶし”でぐりぐりと60回押す」です。
では詳しくはこちらから・・・
夏の暑い時期にも意外と腰痛で悩まれて来院される方が多いです。
原因はクーラーなどで下半身が冷えてしまっている事が考えられます。
腰痛には筋・筋膜性腰痛(=筋性腰痛)と神経性腰痛とに大別されますが、下半身までビリビリとした痛みが出ていなければ筋性腰痛の可能性が高いです。
先にも述べたように、クーラーの冷気は下にたまるので、気づいた時には下半身が冷えてしまい、結果的に腰の筋肉まで固まって筋性腰痛を引き起こしている事が多いです。
筋性腰痛の対処法としては、お風呂に浸かってしっかり温まる、長ズボンを履くなど下半身の保温が効果的ですが・・・
自分でできる簡単な筋肉のゆるめ方があるのでご紹介します。
それは・・・
「お尻の一番盛り上がったところを“こぶし”でぐりぐりと60回押す」です。
お尻の上の方の一番盛り上がったところには中殿筋という筋肉があります。
この筋肉がゆるんでくると、固くなった腰がじんわりとゆるんでくれます。
ポイントはこぶしで“心地よい程度の加減”で60回(だいたい30秒くらい)ほぐしていくことです。
まだ筋肉が固いな~と感じるようでしたら、2セット3セットと繰り返しても大丈夫です。
だまされたと思って腰が痛いときは試してみて下さい。
お尻マッサージの前と後で前屈をしてみると動きやすくなっているのが実感できると思いますよ。
腰痛には様々な種類がありますので、すべてを解消する方法ではありませんが、筋肉が緊張して起こっている筋緊張型腰痛には効果的です。すこしでも参考になればと思います。
それでも解消されないようなきつい痛みであったり、神経を触るような痛みが足に走るような時は別の原因が考えられます。
その際は当店へご相談ください。
当店では初めてご来店の方はヒアリングに時間をかけております。
ご予約をしてからのご来店をおススメしております。
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テレワークや在宅勤務、外出自粛など、自宅でじっとしている時間が増えると肩こりも起こりやすいです。
そんな方におススメな肩こり予防、解消体操です。
イスに座ったままOK。全部やっても合計3分くらいなので毎日続けて、上手にこの緊急事態を乗り切りましょう!
①腕を抱えて斜め下に伸ばす
②反対の肩に手をまわし、肘を抱えてさらに真横に伸ばす
③腕を抱えて斜め上に伸ばす(ポイントは手のひらを反して上に向けておくこと)
①~③を各20秒
④手を腰に当て、反対の手で肘を前に引っ張る
肩甲骨が前に引き出されるイメージで行う
20秒
⑤背中が丸くなるくらいに、目いっぱい両手を前に伸ばす
⑥肘を引くように、伸ばした手を後ろに引き、胸をしっかり張る
⑦ ⑥の状態で、肘から先を上に曲げる
⑤~⑦を一連の動作で10回
健康促進のため是非お試しください。
その他、お困りの症状がございましたら、当院までお気軽にご相談ください。